漢方体験

１２歳　男性（母親代筆）

登校拒否で６年生になってから月のうち、１０日ほど学校に行けていませんでした。
いじめや何か強いストレスがあるというわけではなく、学校に行こうとすると朝起きれなかったり、お腹が痛くなりのたうち回ったりと、お医者様にも心療内科を勧められましたが、どうもそういうところに問題があるのではなさそうだという私の思いもあり、こうした相談を非常によく聞いてくださるという噂をネットで拝見し、ご相談してみようと思いました。

漢方のご相談には毎回長く時間をとって下さいますので、息子の都合が合う日を選んで、と言う形にはなりますが、基本的にはほぼ毎回一緒に行き、先生と息子がお話するような形でお話をさせていただきました。
やはり息子も年頃ということもあり、また男性同士ということもあるのか、先生ということもあるのか、最初こそ緊張してポツポツという感じでしたが、回を重ねるごとに毎回楽しそうにお話をしていました。
出される漢方薬も味的にはあまり美味しいものではないと思いますが、特に文句も言わず家で私が用意したものをきちんと続けていました。
「男通しの約束だから」などと言っていましたがそういうことなのでしょうか（笑）
お腹の痛みを訴えたり、朝が起きれないという状況はかなり早い段階で減り始め、３ヶ月位で、ほぼ休みなく学校に行ける状態になりました。
途中で息子が「またなんか辛くなってきた」と言い始めた時期があり、不安が増しましたが、先生が冷静に諭してくださりましたので事なきを得ました。
今はもう漢方を止めても元気な状態になりましたので服用は止めておりますが、これは先生のおかげです。
先生がこうした相談に対して慣れておられるというのもありますが、優しさと安心感をもって通い続けることができました。

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